カンタス航空、A380の運航を順次再開



【11月23日 AFP】豪カンタス航空(Qantas Airways)のアラン・ジョイス(Alan Joyce)最高経営責任者は23日、4日に発生したエンジン爆発事故を受けて停止していたエアバス(Airbus)A380の運航を、27日から順次再開すると発表した。

 4日、シンガポールからシドニー(Sydney)に向けて離陸したカンタス航空のA380は、離陸後まもなく4基あるエンジンのうち1基が爆発し、シンガポールに緊急着陸していた。

 この事故を受けてカンタス航空は、同社が保有する6機すべてのA380の運航を停止し、エアバスと、エンジンを製造した英ロールスロイス(Rolls-Royce)と協力して安全確認を行っていた。
 
 カンタス航空は、27日のシドニー(Sydney)から英ロンドン(London)に向かう便でA380の運航を再開する。この便にはジョイス氏も搭乗するという。100%安全だとの確信が得られれば、その後今週中に米ロサンゼルス(Los Angeles)からシドニー(Sydney)に向かう便でもA380を運航するという。

 ジョイス氏はロールスロイスがエンジンの安全性を向上させているとして、年内にさらに2機のA380の引き渡しを受けると述べた。ジョイス氏は長期的にみて今回の事故がカンタス航空の安全性のイメージを損なうことはないとの見方を示したが、同社として今後ロールスロイスに補償を求める可能性もあると述べた。(c)AFP

カンタスA380型機の緊急着陸、エンジンに原因 ロールス・ロイス社



【11月9日 AFP】英航空機エンジンメーカー、ロールス・ロイス(Rolls-Royce)は8日、豪カンタス航空(Qantas Airways)の最新鋭大型旅客機エアバス(Airbus)A380が緊急着陸した事故は、同機に搭載されたロールス・ロイス製エンジン「トレント900(Trent 900)」の不具合が原因だったことが明らかになったと発表した。

問題のカンタス航空機は4日、シンガポールのチャンギ国際空港(Changi International Airport)を離陸後、インドネシア上空でエンジン1基が爆発したため、シンガポールへ引き返し緊急着陸した。ロールス・ロイスは調査を進めており、事故原因の解明に近づいているとしている。ロールス・ロイスが事故後声明を発表したのは2度目。

ロールス・ロイスの発表に先立ち、カンタス航空は8日、同社保有のA380のエンジン3基に油漏れがみつかったため、同型機の運航停止を、さらに最低3日間、延長すると発表している。(c)AFP


A380型機事故の原因究明に近づく―英ロールス・ロイス
ウォール・ストリート・ジャーナル 11月9日(火)10時41分配信


オーストラリアのカンタス航空が運行していた欧州航空機大手エアバス製の超大型旅客機「A380」のエンジンが破損した事故を受け、調査を行っているエンジンメーカーの英ロールス・ロイスは8日、原因の究明に近づいていることを明らかにした。同社は、カンタスが運行を再開できるよう修理を行っている。

ロールス・ロイスは声明で、今回の事故がエアバスのライバルである米ボーイングの次世代中型旅客機「787」が8月に起こした同様のテスト用エンジンの事故とは関係がないと指摘した。

カンタスのアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は8日、運行を停止している6機の380型機のうち、3機のエンジンにオイル漏れが見つかったことを明らかにした。先週A380型機のタービンが離陸直後に破損し、シンガポールへの緊急着陸を余儀なくされた事故を受けて、6機は運行を停止している。同CEOは記者会見で、「オイル漏れは通常起こらない場所で起こった」と指摘した。

同CEOは、カンタスが運行するA380型機に搭載されているトレント900エンジンが、他の2社(独ルフトハンザ航空とシンガポール航空)が導入したA380型機のエンジンよりも推力と回転力が大きくなるよう設計されているため、このエンジンに原因がある可能性があると語った。ルフトハンザ航空とシンガポール航空の保有機のトレント900エンジンには問題がなかった。

ルフトハンザ航空の広報担当者は、調査を完了したため、A380型機の通常運行を再開すると発表した。

カンタスの3機でオイル漏れが見つかったことにより、ロールス・ロイスへの圧力が高まっており、特定のA380型機向け高出力エンジンに設計上の問題があるとの懸念が生じている。同社は航空機や船舶向けのタービンを製造している。1973年に同社からスピンオフ(分離・独立)し、98年に独BMWに買収された同名の自動車会社とは別会社。

ロールス・ロイスの広報担当者はカンタスが発見したオイル漏れについて、コメントを避けた。

カンタスは6機 の運行停止により、運行スケジュールや予備機の調整を強いられ、かなりの損失を被る公算が大きい。同社は先週、運行スケジュール調整のため、英ブリティッシュ・エアウェイズから航空機を借りることを明らかにしている。ジョイスCEOは損害の総額を出すには時期尚早だと語り、少なくとも今後72時間は運行停止の状態が続きそうだと付け加えた。

【YAHOOニュースより】
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000009-wsj-bus_all


スカイマーク、「A380」購入で基本合意



【11月8日 AFP】スカイマーク(Skymark Airlines)は8日、欧州航空機大手エアバス(Airbus)から世界最大の旅客機A380を4機購入することで基本合意したと発表した。また、国際定期便の運行を計画していることも明らかにした。

 スカイマークの声明によると、来年春に正式契約を結ぶ予定で、購入数は6機(うち2機はオプション)。契約額は20億ユーロ(約1600億円)相当になるとみられる。(c)AFP


スカイマーク、エアバス「A380」導入へ
産経新聞 11月8日(月)19時26分配信

スカイマークは8日、仏エアバスと大型航空機「A380」の購入について、基本合意書を締結したと発表した。日本の航空会社で、A380を導入するのは初めて。4日には、カンタス航空の同機がエンジントラブルで緊急着陸する事故が発生し、現在も原因調査中だが、スカイマークでは「改良が進んでいくと考えており、問題はない」としている。

同社では、平成26年度をめどに国際線専用の機材として導入し、長距離大量輸送による運賃の低価格化を実現する考えだ。合計6機の導入を予定しているが、このうち2機については、A380以外の機種に変更できるオプション付きで契約を結ぶ方針。購入価格などは公表していないが、定価ベースでは1機約280億円で、6機では1500億円規模の投資になりそうだ。

A380は、米ボーイングの大型機に対抗するために開発されたエアバスの旗艦機種で、世界最大の民間旅客機。全席をエコノミークラスにすると800人以上が搭乗できる。4日に事故を起こした機種は、ロールス・ロイス製のエンジンを搭載していたが、航空会社の希望で他社製のエンジンに変えることもできる。

【YAHOOニュースより】
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101108-00000588-san-bus_all